こんにちは~。
今回も、
“be with!Pocket Edition B★CIRCLE The Dome Version”より
B’z LIVEの機材・機器の裏話を
ご紹介させていただきたいと思います(⁎˃ᴗ˂⁎)
今回は、音響機器についてのご紹介です!
B’z ライブでの音響へのこだわり
なぜコンサートに行こうと思うのでしょうか?
視覚として楽しみたい、という目的もあるけれど、
「生の音楽を直接聴きたい」という
最大の目的を果たすのに重要となるのが
「PA(Public Address:音響設備)」。
ライブ会場でも様々なスピーカーを目にすることができますが
メインで使用しているものは、タワー型に整列している
JBL社のVertec Line Array Systemというスピーカーです。
出典:B’z official Facebookより画像をお借りしました
ディレイには、HIBINOオリジナルNB3を使用しています。
ディレイとは、
規模が大きな会場では、
左右のスピーカーだけでは会場全体に音が行き届かないので
客席側にさらにスピーカーを増設するものです。
ただし、
複数のスピーカーを設置することで
音がズレて聴こえたり
反響しあって音が乱れたりしないように、
スピーカーの設置場所は、綿密に計算して配置されています。
一方、
ステージ上のモニタースピーカーは、
HIBINOオリジナルMonitor と
SHURE EAR Monitor Systemを使用しています。
※イメージ図↓ 実際に使っているものではありません。
モニターとは、
ステージで演奏するメンバーのために、
演奏環境を整えることを目的としています。
メンバーが耳に付けているのがEAR Monitorで、
“B’z LIVE-GYM 2005 -CIRCLE OF ROCK-”の
丸いセンターステージでの360度の音の反響には、
EAR Monitorは効果絶大だったようです。
ちなみに、
EAR Monitorはメンバーそれぞれに仕様が異なっています!
EAR Monitorを耳に付けているので、
「歓声が届かないのでは?」
と思われがちですが、
EAR Monitorは、きちんと歓声もとらえていますので
ファンの声援はちゃんとメンバーに届いています!
音響に関しては、事細かい制約がありますが、
音が隅々まで届くようにスタッフは努力しています。
EAR Monitor本体の重量は
1台あたり、スピーカー85kg、モニター52kg。
使用台数は、
ホールを1とすると、アリーナが4倍、ドームは10倍の数が必要なので
総重量は1トンを超えています。。。
また、
デジタルコンソールを導入。
※イメージ図↓こんな感じの機器です。
ライブ会場のアリーナ席Cブロックあたりでお見かけしますね~。
これは、曲ごとに様々なメモリーができるので
曲一曲のみならず、音一つにまでこだわるB’zスタッフにとっては
非常に役立っているそうです。
以上、引用・出典:“be with!Pocket Edition B★CIRCLE The Dome Version”「LIVE機材&機器裏話3」
B’zの奏でる生音を、できる限りそのままの状態で
隅々にまで届けたい・・・
そんな想いがあふれるエピソードですね。
特に、会場が大きくなればなるほど
音を正確に届けるって
想像もできないくらいホントに大変なことなんだと思います。
最新の機器だから上手くいく訳でもなく、
それがB’zの音楽にマッチするかは
やってみないと分からないし
日々、試行錯誤を繰り返されているんだろうと思います。
昔は、日産スタジアムのような大きな会場に参戦すると
「あれ?音がズレてる・・・」
って感じることもありました( ̄▽ ̄;)
でも最近では、どんなに大きな会場でも、
音のズレをあまり感じなくなったし、
大きな会場でも音がクリアに聴こえるようになったと思います。
これも、
B’zスタッフの日々の努力の賜物なんですね。
生のライブを開催するのはまだ厳しい状況ですが、
研究に研究を重ねたB’zスタッフの音響技術を
また披露していただける日が来ることを
楽しみに待っています( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾
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